姿勢が崩れるのはなぜ?

イチョウの木です。

「葉っぱが緑でも、イチョウなんだ」と、

当たり前のことなのに、

なんだかとても不思議でした。

(みなさんには、イチョウの葉は黄色っていう固定概念がありませんか?)

 

そして、今日は夏至だったのですね。

「昼間の時間が一番長い夏至」と「暑い夏」とでは時期がずれているのはどうしてか?

気になって、先ほど調べてみました。

それは、海や地上が太陽の熱で温まるのに時間がかかるからだそうです。

このタイムラグがおもしろいですよね。

物事は、次の季節を準備してるんですね。

緑のイチョウも、次の季節を準備しているのですね・・・。

(なんだか、哲学的になってきました(笑))

 

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さて、今日は、姿勢が崩れることについてです。

小学校を巡回していると、

椅子に座っているときに

姿勢が崩れているお子さんにたくさん出会います。

先生方もどうしたらよいか、

悩まれることが多いようです。

 

その理由は様々だと思います。

・感覚面でうまくいっていないため(耳の奥の方にある感覚・前庭感覚といったりします)

・刺激がうまく感じ取れず、刺激を自分で作り出しているうちに姿勢が崩れてしまう(多動といったりします)

・先生の言葉の理解がうまくできず、聞いているうちに飽きてしまう

・先生の言葉を覚えていることができず、聞いているうちにわからなくなってしまう

・そもそもやることがよく分からない

・体の感覚を受け取りにくい(固有感覚といったりします)

・机への接地面積を広くして安心したい(愛着形成の面でうまくいっていない)

 

他にも、まだ色々と理由はあるでしょう。

 

きちんと座らせなくてはと

がんばった方がよいでしょうか?

 

私は、

子どもの姿勢がどうして崩れるのか

その理由を考えたいです。

多分、

姿勢が崩れる子は、

何かに困っているお子さんです。

それが分かったら、

きっと、

何がなんでも正そうとはならないのではないでしょうか。

 

まずは、困っていることに思いを馳せたいです。

そして、どうしていくか、

考えたらいいと思いますし、

姿勢が崩れていることに焦点化してしまうと、

もう、

にっちもさっちもいかなくなります。

 

それよりは、

その子の良いところを見て、

そこを伸ばしてあげたいですよね。

 

本人を含め、

よほど誰かが困っていなければ、

躍起になって正さなくてもよいのではないでしょうか?

 

・・・だからといって何もしないというのでもなく、

分かっていて、

手だても講じて。

長い目でみて、

見守るといった感じです。

 

焦ってなんとかしようとしなくて

大丈夫です。

 

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