言葉のない子とのコミュニケーション

生けられた草花は、それを飾った人の在り方を映し出すのかもしれない。

そんなことを思った今日。

ちなみに、写真の花は、私が生けたものではありません・・・

 

さて、言葉のないお子さんとも

これまでたくさん一緒に過ごしてきました。

過ごしたことがない人には、

言葉がなくて、どうやってコミュニケーションをとるのか

不思議に思う方もいるかもしれませんね。

 

でも、だれでもコミュニケーションはとれるものだと

一緒にいれば分かります。

 

また、コミュニケーションは育てるという面もありますね。

 

1つには、

こちらがそのお子さんの動きを意味づけて返してあげることで、

育てることができます。

「今声が出てるね、やりたいんだね」

「口が動いてるね、食べたいんだね」

やりたい子、食べたい子は、

そう言われ、望んでいるものが提供されると、

もっともっと、

声をだしたり、口を動かしたりするようになりますよ。

 

また、もう1つの方法は、

お子さんがその気になっている正にその瞬間に、

手だてを教えることです。

ほしがっているその時に

写真カードを渡すことやサインをすることを教え、

それをしたら、望みがかなうことを伝えます。

 

この時に大事なのは、

初めの頃は、「〇〇をしたら、必ず叶う」ようにすること。

例えば、カードやサインは便利だなぁと

実感できるようにすることです。

 

伝わることは、本当にうれしいこと。

伝えてもらう方も、うれしいですね。

 

 

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