(ホウの木)
今日も、ご質問にお答えしたいと思います。
「言語能力を高めるため、自宅でのコミュニケーション時、何に注力すべきか知りたいです」とのご質問をいただきました。
真っ先に思い浮かんだのは、
インリアルアプローチという手法です。
言葉が出始めたお子さんなどに対し、ご自宅の日常場面で取り組むことができますよ。
以下に7つの手法をご紹介しますね。
ミラリング 子どもの行動をそのまま真似る
モニタリング 子どもの音声やことばをそのまま真似る
パラレルトーク 子どもの行動や気持ちを言語化する(子どもが食べているとき→親「おいしいね」と言う)
セルフトーク 大人自身の行動や気持ちを言語化する(親「〇〇してくれて嬉しいな」)
リフレクティング 子どもの言い誤りを正しく直して聞かせる(子「タラスだ!」→親「そうだね、カラスだね」)
エキスパンション 子どもの言葉を意味的、文法的に広げる(子「犬‼」→親「犬がほえてるね」)
モデリング 子どもに新しい言葉のモデルを示す
子どもが、言葉を学んでいく上で、
言語環境は大切です。
堅苦しく考えず、
教え込もうとするのではなく、
まずは親がお手本となる言語を聞かせることを
心掛けるといいですよ。
是非、楽しみながら取り組んでみてくださいね。