今日もとっても暑い一日でしたが、
夕方になり、
風を感じ、
なんだかホッとするのもいいものですね。
さて、つい先日のことですが、
「成人を祝う会」という会にご招待いただき
いってきました。
とある特別支援学校の
小学部1年生から3年生まで担任した児童たちの
保護者主催の成人のお祝い会です。
コロナ渦で、なかなか開催できなかったとのことですが、
(現在も流行してきておりますが)
感染症対策を万全にしての開催でした。
10年ぶり位の再会でしたが、
本質は変わっていないなあと・・・
懐かしかったです。
表出言語のない子がほとんどですが、
小学部当時、
色々なやりとりがあり、
なつかしく思い出しました。
たとえば、
図工で色を決めるとき、
なかなか首を縦にふらなかったTくん。
自分なりの思いがあったのだと思います。
彼の作品なので、
私が色を決めるわけにもいかず、
他の子はどんどん作品作りを進める中
彼と色を決めるのに
ずいぶん時間を要しました‼
その彼の意志を汲むところが
教育の醍醐味でもあり、楽しかったですね。
Aさんは、
給食を食べる際に、
一緒に食べる教員によって、
食べる態度がずいぶん違っていましたっけ。
教員のことよく見ているんですね。
決して媚びない。
彼女も意志がはっきりしていました。
そして、
この日はそれぞれのお母さま方のお話も
たくさん伺うことができました。
子が成人したとはいっても
まだまだ手をかけ続けなければいけない現状だと思います。
でも、みなさん明るく
前を向いて歩んでおられるのが分かりました。
新しい暮らし方をはじめられた方、
新しいお仕事を見つけられた方、
逆に今までの仕事を辞められ旅に出た方・・・
それぞれの道を歩まれているようでした。
お母さま方にはお母さま方の人生があります。
お子様たちが成人したのです。
どうか、ご自分の気持ちを犠牲にせず、
やりたいことをやって、
幸せでいていただきたいなと
心から思いました。
お招きいただき
ありがとうございました。